2006年10月の情報

アコルドサウンド、初のピアノコンチェルトへ!
ピアニスト奥田かをりさんとの共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」の演奏が実現。

クラシックのイージーリスニングを目指してきたアンサンブル・ア・コルドにとってベートーヴェンの編曲も初めて。以前より一度は試みたいと願っていたピアノコンチェルトとあり、ベートーヴェンの色を損ねない様にと慎重にアレンジが完了。いつものイージーリスニング調を払拭して原曲を忠実にマリンバに置き換えることに専念。寸法もカットなしの大曲40数分まるまるの演奏。特にビブラフォンは、あの音色だけでキャラクターを主張してしまうので、迷いに迷った末、最大限に注意を払って、やっぱり使いました……。

それにしても、II楽章のあのロマンチックなピアノはなんとも言えません。ベートーヴェンに、あんなに甘いメロディーがあったのかと今さらながらに感動。このフレーズを、奥田さんがどのように料理してくれるか、とても楽しみです。原曲のバックを奏でるストリングスに対して、マリンバハーモニーがより甘さを増量していやがうえにもイージーリスニングムードたっぷり。イヤイヤ、気を付けないと…。

III楽章のオーケストラによる主題提示部は、思い切って主旋律まるまる山内のTpに託しました。音楽性豊かな藤城のTimpは、ラストのピアノとのritardandoが楽しみ。今回、酒井の18番XylとVibのパートを尾花が担当。両ウィングのマリンバは宮本と竹下が支える。酒井はバスマリンバの上から奥田かをりのピアノとのバランスをチェック。奥田かをり with アンサンブル・ア・コルドのシナリオが完成。あとは、本番に向けてのリハーサルのみ!
(酒井)


日時: 2006年11月10日(金) 18:30開場 19:00開演
場所: 野方区民ホール(野方WIZ)《WIZ Friday Concert No.104

※アコルドでも前売券(¥1,000)を取扱中です。

2006.10.8[Sun]

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